遠藤 誉(えんどう ほまれ)
満州に生まれ、幼少期に中国の教育を受けた女性物理学者、社会学者、作家。現、東京福祉大学国際交流センター長、筑波大学名誉教授、理学博士
【略歴】
1941年:満州国新疆市(現吉林省長春市)生まれ。日本の独立回復まで中国で教育を受けた。長春包囲戦を体験
1952年:日本へ引き揚げ
1961年:東京都立新宿高等学校卒業
1975年:東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得
1982年7月:理学博士として「モデル流動相における速度自己相関の分解の密度依存性」発表
1983年:『不条理のかなたに』で読売ヒューマンドキュメンタリー大賞優秀賞受賞。以後、日中社会の評論や自伝小説など、社会学的考察に基づいた著作を発表
1993年〜2001年:筑波大学物理工学系(留学生センター)教授歴任。帝京大学グループ顧問(国際交流担当)、留学生教育学会名誉会長、北京大学アジア・アフリカ研究所特約研究員、中国国務院西武開発弁公室人材開発顧問、内閣府総合科学技術会議専門委員、中国社会科学院社会学研究所研究員(教授)、上海交通大学客員教授
2017年現在、東京福祉大学国際交流センター長(特任教授)、筑波大学名誉教授
◯山崎豊子の『大地の子』は、自著『卡子』(チャーズ)の盗作であると提訴。しかし、盗作を裁判で立証するのは極めて難しく、敗訴した。とは言え、山崎自身の弁明でにおいても『大地の子』の着想のオリジナリティについて、説得力のある客観的証拠が示され、裁判所に認定されたわけでもない。何より山崎には、過去にも多数の盗作事件/疑惑が複数ある。そのため、裁判後も山崎豊子盗作疑惑を問題視する声は途絶えず、山崎の初期の作品を評価する人々からでさえ、盗作を指摘する声があげられている。
◯子供二人、孫二人
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